ショーン・オフェイロン『ショーン・オフェイロン短編小説全集』(全三巻)風呂本武敏・監訳, 2011年, 新水社
シェイマス・ディーン『アイルランド文学小史』北山克彦・佐藤亮訳, 国文社, 2011年
ミホール・オシール『愛のくらし—ラブ・ライフ—: ミホール・オシール詩集』清水重夫訳, 七月堂, 2011年
栩木伸明『アイルランド紀行 ジョイスからU2まで』中央公論新書, 2012年
ノーマン・タナー『新カトリック教会小史』野谷啓二訳 教文館, 2013年
東雅夫, 下楠昌哉責任編集『幻想と怪奇の英文学』春風社, 2014年
海老根宏, 高橋和久編著 『一九世紀「英国」小説の展開』松柏社, 2014年
木村正俊編『アイルランド文学:その伝統と遺産』開文社出版, 2014年
長友佐波子編『司馬遼太郎の街道2』朝日新聞, 2014年
フラン・オブライエン『スウィム・トゥー・バーズにて』大澤正佳訳, 白水社, 2014年
結城英雄・夏目康子編『アイリッシュ・アメリカンの文化を読む』水声社、2016年
コリン・バレット『ヤングスキンズ』田栗美奈子, 下林悠治訳, 作品社, 2017年
海老島均, 山下理恵子編著『アイルランドを知るための70章【第三版】: エリアスタディーズ44』明石書店, 2019年
フラン・オブライエン『ドーキー古文書』大澤正佳訳, 白水社, 2019年
シャーロット・ジョーンズ『エアスイミング』小川公代訳, 幻戯書房, 2019年
Hachey, Thomas and Lawrence John McCaffrey. The Irish Experience Since 1800; A Concise History. M.E. Sharpe, 2010.
Worthington, David. British and Irish Emigrants and Exiles in Europe, 1603-1688. Brill, 2010.
Donoghue, Emma. Room: A Novel. Picador, 2011.
Hegarty, Neil. The Story of Ireland: A History of the Irish People. St. Martin's Publishing Group, 2011,
McCarthy, Mark. Ireland's 1916 Rising: Exprolations of History-making, Commemoration & Heritage in Modern Times. Ashgate, 2012.
Ryan, Paul. Asking Angela Macnamara: An Intimate History of Irish Lives. Irish Academic P, 2012.
Regan, John M. Myth and the Irish State: Historical Problems and Other Essays. Irish Academic P, 2013.
Cleary, Joe, editor. The Cambridge Companion to Irish Modernism. New York: Cambridge UP, 2014.
Fanning, Bryan and Tom Garvin. The Books That Define Ireland. Kildare: Merrion, 2014.
Doyle, Aidan. A History of the Irish Language; From the Norman Invasion to Independence. Oxford UP, 2015.
Larkin, Hilary. A History of Ireland, 1800-1922: Theatres of Disorder? Anthem P, 2015.
Mikami, Hiroko and Naoko Yagi, eds. Irish Theatre and Its Soundscapes. Dublin: Glasnevin, 2015.
O'Brien, R. Barry, editor. Two Centuries of Irish History (Routledge Revivals); 1691-1870. Routledge, 2015.
Adelman, Paul and Mike Byrne. Access to History: Great Britain and the Irish Question 1774-1923. Fourth Edition. Hodder Education, 2016.
Keane, Marcus, editor. The Towers and Temples of Ancient Ireland; Their Origin and History Discussed from a New Point of View. Wwntworth P, 2016.
Moore, Alan. Jerusalem: A Novel. Liveright Publishing Corporation, 2016.
ÓhAllmhuráin, Gearóid. Flowing Tides; History and Memory in an Irish Soundscape. Oxford UP, 2016
White, Robert. Out of the Ashes: An Oral History of Provisional Irish Republican Movement (Social Movements Vs Terrorism). Merrion P, 2017.
O'Neill, Bill. The Great Book of Ireland; Interesting Stories, Irish History & Random Facts About Ireland. Lak Publishing, 2019.
Conghaile, Pól. Secret Dublin: An Unusual Guide. Jonglez Publishing, 2019.
JJBN: LLOYD-2011
Lloyd, David. Irish Culture and Colonial Modernity 1800-2000: The Transformation of Oral Space. Cambridge: Cambridge UP, 2011.
Contents
List of figures
Preface and acknowledgements
Introduction: a history of the Irish orifice
1 Irish hunger: the political economy of the potato
2 Closing the mouth: disciplining oral space
3 Counterparts: the public house, masculinity and temperance nationalism
4 ‘Going nowhere’: oral space in the cell block
5 The breaker’s yard: from forensic to interrogation modernity
6 On extorted speech: back to How It is
Notes
Bibliography
Index
JJBN: KANE-2011
Kane, Anne. Constructing Irish National Identity: Discourse and Ritual during the Land War, 1879-1882. New York: Palgrave Macmillan, 2011.
Contents
List of Illustrations
Series Editor’s Preface
Acknowledgments
Permissions
1. Redeeming Ireland: The Historical Problem and a Model for Cultural Analysis
2. Historical Antecedents to the Irish Land War
3. Emergence of the Irish Land Movement, 1879
4. Movement Expansion, 1880
5. Consolidation of Irish Nationalist Identity, 1881
6. Out of the Land War: Irish National Identity
Notes
Bibliography
Index
JJBN: O'FAOLAIN-2011
ショーン・オフェイロン『ショーン・オフェイロン短編小説全集』(全三巻)風呂本武敏・監訳、2011年、新水社.
目次(第一巻)
リリパット/フーガ/愛国者/年老いた裁判所主事/罪人たち/不協和音/無邪気な時代/鱒/獄舎の蔭/情熱/一通の手紙/坊や/毛皮のコート/唯一の本当の友/ユダの感触/レコードの終わり/藁編みの椅子/秋の気配/似た同士/天使にして恩寵をもたらす者/人間らしさ/ビリー・ビリー/明けの明星が出る前に
「1930演題の代表的な作家オフェイロンは、牧歌的な自然を背景に「語り」の形式を重視し、個と個の関係の温かさが残るアイルランド社会と人間を描く」(本書帯より)
目次(第二巻)
真夏の夜の狂気/小さな淑女/爆弾工場/スティーヴィー・ロングの死/壊された世界/景色を観賞すること/自己陶酔者たち/ミソサザイのキティ/わが息子オースティン/生まれながらの天才/サリヴァンのズボン/ある出会い/告解室/マティルダ尼僧の本/カゴの中の小鳥ちゃん/テレサ/罪をでっちあげた男/罰当たりの生き方と死にかけの生き方と/谷の沈黙/善人の最後/フランス万歳/クラークゲーブルと結婚した女/レディ・ルシファ
「美しい自然、家族の愛憎、北アイルランド闘争、宗教(聖職者)に、ユーモア、辛辣さ、愛情をもって、独自の切り口から迫る圧巻の短編小説集 」(本書帯より)
目次(第三巻)
湖の恋人たち/むきだしの階段を上って/追跡偏執狂/地主と教師/腐れ縁/おもいだす、おもいだす/雲のように静かな一つの影/若い世代/恋のたわいない夢/トリノの一夜/奇跡は二度起こらない/老人のための国ではない/田園のふところに抱かれて/配当金/太陽の熱/男には舟と女/チャーリーのギリシア女/ローズバッドに千ポンドを/愛らしい娘/長い年月を隔てて/本命馬/祝婚歌/語りかける木々
「未成年の淡い恋、老壮年男女の恋わずらい、宗教論争、土地論争が、鮮やかな自然に抱かれたバーや教会、市井で展開する。反骨精神が、避けがたいものを正面から受け止めて、酒とともに飲み下す、アイルランド人の気質が詰まった逸品揃いの中編・短編集。」(本書帯より)
JJBN: DEANE-2011
シェイマス・ディーン『アイルランド文学小史』北山克彦・佐藤亮訳、国文社、2011年
*原著:Deane, Seamus. A Short History of Irish Literature. Indiana: U of Notre Dame P, 1994.
目次
序文
第一章 ゲール的背景
第二章 アングロ・アイリッシュの文学伝統の形成ー1690-1800
第三章 ケルト復興ー1780-1880
第四章 19世紀の小説
第五章 劇ーファーカーからショー
第六章 アイリッシュ・モダニズムー詩と劇
第七章 アイリッシュ・モダニズムー小説
第八章 同時代文学ー1940-80
書誌目録抄
重要事項年表 1550-1980
訳者あとがき
索引
JJBN: TOCHIGI-2012
栩木伸明『アイルランド紀行 ジョイスからU2まで』中央公論新社、2012年.
目次
はしがき
第一部 ダブリンとレンスター(東部)
1 薄汚れた町へ ギネス醸造所、ダブリン
◎イワン・マッコール「ダーティ・オールド・タウン」
2『ケルズの書』トリニティ・カレッジ図書館旧館、ダブリン、およびキルデア、キルデア州
◎アニメ映画『ケルズの秘密』/古写本の欄外に修道士が書いた詩/ギラルドゥス・カンブレンシス『アイルランドの歴史と地誌』/ヘザー・テレル『キルデアのブリジッド』
3 ストロングボウとイーファの結婚 クライストチャーチ大聖堂、ダブリン
◎P・W・ジョイス『子どものためのアイルランド史』
4 スウィフトの墓碑銘 聖パトリック、ダブリン
◎聖パトリック大聖堂の大扉に貼られた落首/ジョナサン・スウィフト『アイルランの貧民の子供たちが親や国の重荷となることを防ぎ、社会に有益な存在とならしめるための控え目な提案』/『スウィフト博士の詩を悼む詩』/W・B・イェイツ「スウィフトの墓碑銘」
5 裏通りの神の家 聖メアリー仮大聖堂、ダブリン
◎時事バラッド「グローニャがオコンネルの墓にもたれて歌う哀悼歌」/ニール・ジョーダン監督『マイケル・コリンズ』
6 警句だらけの記念像 メリオンスクエア、ダブリン
◎オスカー・ワイルド「ドリアン・グレイの肖像/アーサー・サヴィル卿の犯罪」/『理想の夫』/『芸術家としての批評家』/「若者のための成句と哲理」/「ロバート・ロスに宛てた手紙」(一八八七年四月六日付け)
7 三十年ぶりの大雪 アッシャーズ・アイランド、ダブリン
◎ジェイムズ・ジョイス「死者たち」/ジョン・ヒューストン監督『ザ・デッド/『ダブリン市民』より』
8 至福の昼食そのほか グラフトン通り界隈、ダブリン、および、ホウス岬、ダブリン州
◎ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』/「対応」
9 ベアトリーチェが間借りした部屋 ピアース通りとタウンゼンド通り、ダブリン
◎サミュエル・ベケット「雨の夜」/「ディーン・ドーン」
10 語り出す数々の顔 ヒュー・レイン美術館、ダブリン、および、クロンファート、ゴールウェイ州
◎ルイ・ル・ブロッキー『肖像としての頭部―九十歳の画家を祝う』
11 湾岸を北上するソウルトレイン DART(ダブリン地域高速鉄道、ダブリン)
◎ロディ・ドイル『ザ・コミットメント』
12 ダブリンの新市民たち サットン、ダブリン州
◎ロディ・ドイル「ザ・ディポーティーズ」
13 街角で拾ったおとぎ話 グラフトン通り、ダブリン
◎ジョン・カーニー監督『Once ダブリンの街角で』
第二部 コナハト(西部)
14 縄をなう男たち ゴールウェイ、ゴールウェイ州
◎ダグラス・ハイド『縄ない』/W・B・イェイツ「赤毛のハンラハンと縄ない」/ザ・ボシー・バンド他による伝承歌「縄ない」
15 最後の女主人 クール荘園、ゴールウェイ州
◎グレゴリー夫人『噂のひろがり』/『日記』/W・B・イェイツ「クール湖の野生の白鳥」/「クールとバリリー」、一九三一年」
16 胸壁からの眺め バリリー塔、ゴールウェイ州
◎W・B・イェイツ「塔」/シェイマス・ヒーニー「屋根裏部屋で」
17白木の板でこしらえた棺 アラン諸島、ゴールウェイ州
◎ジョン・ミリントン・シング『海へ騎りゆく者たち』/伝承歌「ムイーニッシュの歌」
18 人語を語る石 アラン諸島、ゴールウェイ州
◎ダラ・オーコニーラ「糸つむぎのモーラ」/マーティン・マクドナー『夢の島インイシュマーン』
19 土地の物語に耳を澄ます スライゴー、ガラヴォーグ川、ベン・ブルベン山、ノックナリ山など、スライゴー州
◎W・B・イェイツ「ジョン・シャーマン」/「群れをなして飛ぶ妖精たち」/「赤毛のハンラハンが歌うアイルランドの歌」/シェイマス・ヒーニー『さまよえるスウィーニー』
20 ブナの木のケルト暦 スライゴー、スライゴー州
◎マイケル・クアーク氏による談話
第三部 マンスター(南部)、アルスター(北部)とベルファスト
21 風景と人間を結ぶ魔法 ディングル半島、ケリー州
◎白膝のアワルギン「わたしは海に息を吹く風」/ヌーラ・ゴーノル「山女」/デヴィッド・リーン監督『ライアンの娘』
22 「大飢饉」を語り継ぐ エニスタイモン、クレア州、および、スキベリーン、コーク州
◎シネイド・オコナー「飢饉」/カハル・ポーター『飢饉を語り継ぐ』/伝承歌「スキベリーン」
23 今はなき路地暮らし リムリック、リムリック州
◎フランク・マコート『アンジェラの灰』/アラン・パーカー監督『アンジェラの灰』
24 牛捕り遠征の古道をたどる ロスコモン州ラスクロハンからラウズ州クーリー半島へ
◎『トーイン クアルンゲの牛捕り』
25 田舎町の病弊と癒し クローニス、モナハン州
◎パトリック・マッケイブ『ブッチャー・ボーイ』
26 沃土と清水の小宇宙 モスボーン、アナホリッシュほか、デリー州
◎シェイマス・ヒーニー「掘る」/「僕の詩泉(ヘリコーン)/「アナホリッシュ」/デニス・オドリスコルとシェイマス・ヒーニー『踏み石』
27 タイタニックの妹 ハーランド・アンド・ウルフ社造船所、ベルファスト
◎シャン・F・ブロック『造船技師トマス・アンドリューズ』
28 紙吹雪と作戦行動 西ベルファスト、ベルファスト
◎キアラン・カーソン「ベルファストの紙吹雪」/作戦行動」(『アイルランド語のノー』所収)/「作戦行動」(『臨時ニュース』所収)
29 マダム・ジョージとは誰か? 東ベルファスト、ベルファスト
◎ヴァン・モリソン『アストラル・ウィークス』/ジェラルド・ドゥ『わが母なる町』
30 棍棒でなくことばで オマー、ティローン州
◎U2「地には平和」
あとがき
ABOUT THE BOOK
「北海道より少しだけ広い島国だが、魅力を表す言葉は果てを知らない。それがアイルランド。ケルト文明の地、スウィフト、ワイルド、イェイツ、ジョイス、ベケット、ヒーニーらによる世界文学の生地、ヴァン・モリソンやU2が歌い上げる音楽の島、「虐げられてへつらう者たち」、英国からの独立闘争の国――。一木一草に至るまで言葉が刻まれているこの土地を、達意のエッセイと美味しい訳文でまるごと味わい尽くす」。(本書帯より)
JJBN: TOCHIGI-2013
栩木伸明『アイルランドモノ語り』みすず書房、2013年.
*第65回読売文学賞(随筆・紀行賞)を受賞
目次
Ⅰ
ふるさとはデンマーク
スズメバチと閉所熱――トーリー島物語〈1〉
絵語りの島――トーリー島物語〈2〉
遠足は馬車に乗って
Ⅱ
シャムロックの溺れさせかた
歌のごほうび
ハープ氏の肖像
岬めぐり
Ⅲ
真鍮のボタン
もの言わぬ気球たち
パーネル通り
メアリーは「できません!」と言った
モノ語りのはじまり――あとがきにかえて
この本に登場する主な人物
JJBN: TANNER-2013
ノーマン・タナー『新カトリック教会小史』野谷啓二訳 教文館、2013年.
*原著:New Short History of the Catholic Church. New York: Burns & Oates, 2011
目次
謝辞
注および略記号
地図 地中海世界
序言
第一章 ペンテコステから四世紀まで
第一節 使徒時代
第二節 二、三世紀―引きつづく迫害
第三節 キリスト教の国教化
第二章 中世前期―四〇〇年から一〇五四年まで
第一節 拡大
第二節 縮小
第三節 公会議
第四節 神学者
第五節 ローマとコンスタンティノポリス
第六節 組織的発展
第七節 民衆の宗教
第三章
第一節 縮小と拡大
第二節 民衆の宗教
第三節 教皇、公会議、君主
第四節 修道会とベギン
第五節 知的発展
第六節 典礼、祈り、神秘主義
第七節 美術、建築、音楽
第八節 西方キリスト教世界に対する挑戦
第四章近世のカトリシズムー一五〇〇年から一八〇〇年まで
第一節 ヨーロッパにおけるカトリック信仰
第二節 教皇
第三節 トリエント公会議
第四節 修道会
第五節 宣教活動とヨーロッパの外のカトリシズム
第六節 民衆の宗教と芸術の発展
第七節 結論
第五章 一九、二〇世紀
第一節 序
第二節 知的挑戦
第三節 民衆の宗教
第四節 聖人と罪人
第五節 第一ヴァチカン公会議と第二ヴァチカン公会議
第六節 最近の発展ー一九六五年から二〇一〇年まで
結論
付表ー全教会会議(公会議のリスト)
用語解説
参考文献
訳者あとがき
索引
本書概要
迫害、改革、分裂など、数多くの難問に直面しながらも、世界宗教へと発展し、歩み続けるカトリック教会。聖霊降臨から現代に至るまでの膨大な歴史を、エキュメニカルな視点でコンパクトにまとめた、教会の歴史と伝統を理解するための必読の書。
JJBN: Cleary-2014
Cleary, Joe, ed. The Cambridge Companion to Irish Modernism. New York: Cambridge UP, 2014.
CONTENTS
Notes on Contributors
Acknowledgments
Developments in Irish Modernism-Chronology, 1845-1969
Introduction Joe Cleary
1. Intellectual and aesthetic influences Jean-Michel Rabate
2. European, American, and imperial conjectures Joe Cleary
3. The Irish revival and modernism Ronan McDonald
4. Style and idiom Barry McCrea
5. W. B. Yeats and modernist poetry Laura O'Connor
6. James Joyce and the mutations of the modernist novel Emer Nolan
7. Modernist experiments in Irish theatre Ben Levitas
8. Visual modernisms Luke Gibbons
9. Women and modernism Anne Fogarty
10. Irish language modernisms Louis de Paor
11. Irish American modernisms Joe Cleary
12. Critical receptions of literary modernism Enda Duffy
13. Irish modernist imaginaries Michael Valdez Moses
Further Reading
Index
ABOUT THE BOOK
The story of Irish modernism constitutes a remarkable chapter in the movement's history. This volume serves as an incisive and accessible overview of that brilliant period in which Irish artists not only helped create a distinctive national literature but also changed the face of European and Anglophone culture. This Companion surveys developments in modernist poetry, drama, fiction, and the visual arts. Early innovators, such as Oscar Wilde, George Bernard Shaw, Jack B. Yeats, and James Joyce, as well as late modernists, including Elizabeth Bowen, Samuel Beckett, Flann O'Brien, Máirtín Ó Cadhain, and Francis Bacon, all appear here. But this volume ranges beyond such iconic figures to open up new ground with chapter on Irish women modernists, Irish American modernism, Irish-language modernism, and the critical reception of modernism in Ireland.
JJBN: FANNING&GARVIN-2014
Fanning, Bryan and Tom Garvin. The Books That Define Ireland. Kildare: Merrion, 2014.
CONTENTS
1 Irish Arguments
2 Geoffrey Keating, Foras Feasa ar Éirinn/The History of Ireland (1634)
3 William Molyneux, The Case of Ireland's being bound by Acts of Parliament in England, Stated (1698)
4 Jonathan Swift, A Modest Proposal (1729)
5 Andrew Dunleavy, The Catechism on Christian Doctrine (1742)
6 William Theobald Wolfe Tone (ed.), The Autobiography of Wolfe Tone (1826)
7 John Mitchel, The Jail Journal (1861)
8 Horace Plunkett, Ireland in the New Century (1904); Michael O’Riordan, Catholicity and Progress in Ireland (1905)
9 James Connolly, Labour in Irlsh History (1910)
10 Patrick A. Sheehan, The Graves at Kilmorna (1913)
11 Desmond Ryan(ed.), Collected Works of Padraic A. Pearse (1917)
12 Daniel Corkery, The Hidden Ireland (1924)
13 P. S. O’Hegarty, The Victory of Sinn Fein: How it Won It and How It Used It (1924)
14 Tomás O Criomhthain, An tOileánach/The Islandman (1929)
15 Frank O’Connor, Guests of the Nation (1931)
16 Sean O’Faoláin, King of the Beggars (1938)
17 Flann O’Brien, At Swim-two-Birds (1939)
18 James Kavanagh, Manual of Social Ethics (1954)
19 Paul Blanshard, The Irish and Catholic Power: American Interpretation (1954)
20 Michael Sheehy, Divided We Stand (1955)
21 Edna O’Brien, The Country Girls (1960); John McGahern, The Dark (1965)
22 Cecil Woodham-Smith, The Great Hunger (1962)
23 Conor Cruise O’Brien, States of Ireland (1972)
24 A.T.Q. Stewart, The Narrow Ground (1977)
25 C.S. Andrews, Dublin Made Me (1979)
26 Nell McCafferty, A Woman to Blame; The Kerry Babies Case (1985)
27 Noel Browne, Against the Tide (1986)
28 Fintan O’Toole, Meanwhile Back at the Ranch: The Politics of Irish Beef (1995)
29 Mary Raftery and Eoin O’Sullivan, Suffer the Little Children: The Inside Story of Ireland’s Industrial Schools (1999).
30 Elaine A. Byrne, Political Corruption in Ireland: A Crooked Harp? (2012)
Publishing References
Index
ABOUT THE BOOK
Bryan Fanning is a leading academic in the field of migration research and the author of Racism and Social Change in the Republic of Ireland (2002/2012) and New Guests of the Irish Nation (2009). He is also the author of The Quest for Modern Ireland: The Battle of Ideas 1912-1986 (2008) and editor of An Irish Century: Studies 1912-2012 (2012).
Tom Garvin is the author of several hugely influential and best-selling books on Irish history including Preventing the Future: Why was Ireland so Poor for so Long? (2004), Judging Lemass (2009) and News from a New Republic: Ireland in the 1950s (2010).
JJBN: O'SULLIVAN-2014
O'Sullivan, Michael. The Humanities and the Irish University: Anomalies and Opportunities. Manchester: Manchester UP, 2014.
CONTENTS
Acknowledgements
Preface
1 Introduction: Defining the Humanities
2 The Humanities in the Irish Context
3 Newman and the Origins of the National University
4 The Emergence of an Irish Humanities Ethos
5 International Comparisons
6 The Transformation of the Humanities in Ireland
Bibliography
Index
ABOUT THE BOOK
This is the first book-length study of the humanities from Newman to Bologna in the Irish context. It focuses on the unique characteristics of university policy in the National University that constrained humanities education. Ireland was a deeply religious country throughout the twentieth century but the colleges of its National University never established a theology or religion department. The official first language of Ireland is Irish but virtually all teaching in the arts and humanities is in English. The book examines the influence of such factors on Irish humanities education and on Irish society in general.
Has the humanities ethos of the Irish university departed radically from the educational ideals of John Henry Newman, its most illustrious 'founder'? This book re-examines Newman's vision for the university as well as responses to the 1908 Universities Act. It investigates how leading Irish educationalists and cultural theorists such as Pádraig Pearse, Denis Donoghue, J. J. Lee, Declan Kiberd and Richard Kearney nurtured an Irish humanities perspective in response to more established humanities traditions associated with F. R. Leavis, Edward Said and Martha Nussbaum.
The book employs a comparative approach in examining recent humanities movements such as Irish studies and postcolonial studies. Humanities debates from other national contexts such as France, the US and Asia are examined in light of influential work on the university by Samuel Weber, Immanuel Kant, Pierre Bourdieu and Jacques Derrida.
This book will appeal to all those interested in the humanities, Irish education and Irish studies in general.
JJBN: HIGASHI&SHIMOKUSU-2014
東雅夫・下楠昌哉/責任編集『幻想と怪奇の英文学』春風社、2014年.
目次
前口上 東雅夫
この本に登場する主な文学者・翻訳紹介
第一部 西洋怪奇のジャパネスク
分身:ジェイムズ・ホッグと芥川龍之介 金津和美
美しき吸血鬼:須永朝彦による吸血鬼の西洋由来の美的要素の結晶化 下楠昌哉
第二部 驚異から幻想へ
幻想のアマゾン族:古代から中世への変遷 大沼由布
神の祝福か、悪魔の呪いか:魔術師マーリンの予言 小宮真樹子
舞台に現れた死者たち:初期近代イングランド演劇に見る<幻想>の萌芽 岩田美喜
第三部 ゴシックとファンタスティック
アン・ラドクリフ:『イタリアの惨劇』における幻想性と怪異感 小川公代
血と病と男たちの欲望:トマス・ハーディ「グリーブ家のバーバラ」の彫像 金谷益道
植民地の逆襲と、あえてその名を告げぬ民族主義:オスカー・ワイルド「カンタヴィル
の幽霊」の喜劇性、ゴシック性、政治性 田多俊樹
超自然のもたらす「リアリティ」ウィリアム・シャープの「ヒラリオン神父の激情」と
フィオナ・マクラウドの「森のカハル」をめぐって 有元志保
第四部 幻想と怪奇の現代
クローン人間創世記:カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』臼井雅美
幽霊たちのいるところ:エリザベス・ボウエン「猫は跳ぶ」に見る幽霊屋敷の系譜 桃尾美佳
恐怖と欲望の操り人形:アンジェラ・カーターのカーニヴァル劇場 高橋路子
ブックガイド 下楠昌哉☓東雅夫
対談 あとがきに代えて 下楠昌哉☓東雅夫
執筆者紹介 (東雅夫によるメール・インタビュー)
索引
JJBN: KIMURA-2014
木村正俊編『アイルランド文学:その伝統と遺産』開文社出版、2014年.
目次
地図
凡例
序 章 アイルランド文学の展開:二つの文学伝統の共存と融合──想像力の変容をたどる──木村正俊
第一章 初期アイルランド文学:王と英雄と神々の物語──異界の風景を織りなす妖精と戦士たち──松村賢一
第二章 一七世紀アイルランド語詩:大変化期を生きたアイルランド語詩の三詩人──キーリング、フェリチェール、オブルーァダル──春木孝子
第三章 一八世紀アイルランド語詩:この世に存在しない法廷を求めて──二つの詩篇に響くアイルランド女性の声──池田寛子
第四章 アシュリング詩:正統なる王を待ちこがれる美女エーリン──ゲールの心を紡ぐ夢幻詩・ジャコバイト詩──真鍋晶子
第五章 ジョナサン・スウィフト:人間性を省察する風刺家──奇怪なおかしみへの志向──木村正俊
第六章 マライア・エッジワース:教育と文学における革新者──啓蒙主義とロマン主義のはざまで──大嶋 浩
第七章 アイルランド文芸復興:アイルランド人のためのアイルランド文学を目指して──夢と理想と大いなる二律背反──岩田美喜
第八章 ジョージ・ムア:変化の法則に取り憑かれた作家──異端と正統をめぐる葛藤──山崎弘行
第九章 オスカー・ワイルド:世紀末を疾走する豊饒な語り手──矛盾、逆説、逸脱を超えて──原田範行
第一〇章 バーナード・ショー:「笑い」で開け放ったイギリス近代劇の扉──社会改革の情熱に取りつかれたアウトサイダー──森川 寿
第一一章 ウィリアム・バトラー・イェイツ:世紀末詩人からモダニストへ、変幻する巨人──伝統の現代への錬成──伊達恵理
第一二章 レイディ・グレゴリー:創成期アベイ劇場の柱──静かなる挑戦者──浅沼 恵
第一三章 ジョン・ミリントン・シング:民衆にたぎる豊かな想像力を発掘──アイルランドの「現実と喜び」を求めて──久保田重芳
第一四章 ショーン・オケイシー:揺れ動くアイルランド社会の鏡──二〇世紀アイルランド演劇の旗手──松田誠思
第一五章 ジェイムズ・ジョイス:モダニズム文学の大変革者──離脱と帰属の意識をめぐって──結城英雄
第一六章 リーアム・オフラハティ、ショーン・オフェイロン、フランク・オコナー:独立戦争体験から独自の世界へ──短篇小説の素材と語り方──井勢健三
第一七章 エリザベス・ボウエン:日ざかりが過ぎ、涼しくなった ──アングロ・アイリッシュの光芒──太田良子
第一八章 パトリック・カヴァナ:土の詩人──農民詩人を超えて──佐藤泰人
第一九章 サミュエル・ベケット:「不毛」を追求した禁欲の文学 ──アイルランドから沈黙の彼方へ──北 文美子
第二〇章 ルイ・マクニース:イデオロギー的中立と連帯のはざまで──スペイン内戦は、『秋の日記』の韻律をどう変えたか──辻 昌宏
第二一章 フラン・オブライエン:ジョイス文学の後継者──モダニズムの展開と挫折──清水重夫
第二二章 ブライアン・フリール、トム・マーフィー、マーティン・マクドナー:現実の重圧とフィクションの力 ──現代アイルランド演劇の諸相──坂内 太
第二三章 エドナ・オブライエン:カトリック教会に挑んだ「西部」の女──『カントリー・ガール』と一九六〇年代のアイルランド社会──河原真也
第二四章 シェイマス・ヒーニー:ペンで掘る──アイルランドという故郷に向けて──佐藤 亨
第二五章 イーヴァン・ボーランド:女性とアイルランドの詩的探求──生命の源泉を賛美──水崎野里子
第二六章 ポール・マルドゥーン:新しい時代の北アイルランド詩──詩の重層性を求めて──奥田良二
第二七章 ヌーラ・ニゴーナル:アイルランド島の母神──響く大地の声──船戸成子
第二八章 カハール・オシャールキー:アイルランド語で執筆するということ──男が男を愛する詩──星野恵里子
第二九章 アイルランド文学の現在:書き手は歴史と手を切れるのか?──マホン、バンヴィル、トビーンの場合──栩木伸明
主要参考文献一覧
年表
あとがき
索引
写真・図版提供者
執筆者紹介
JJBN: EBINE&TAKAHASHI-2014
海老根宏、高橋和久編著 『一九世紀「英国」小説の展開』松柏社、2014年.
目次
一九世紀「英国」小説を読む(いくつもの)理由──序に代えて
海老根 宏
1 距離と分類─スコット『ウェイヴァリー』をめぐって
高橋和久
2 マライア・エッジワースと帝国、ファッション、オリエンタリズム
吉野由利
3 スコットランドの風俗小説─スーザン・フェリアとブリテンの家庭/故
郷 高桑晴子
4 ジェイン・オースティンの風景論序説─ピクチャレスクからイングランド的風景へ
丹治愛
5 ジェイン・オースティンとロイヤルネイビー─「ジェイン海軍年鑑」をどう読むか?
山本史郎
6 ゲームの規則─『自負と偏見』再読
小山太一
7 『虚栄の市』の人びと
海老根宏
8 “Strange extravagance with wondrous excellence” ──『ジェイン・エア』と『歌姫コンシュエロ』の間テク
スト性 大田美和
9 声に出して読むディケンズ
斎藤兆史
10 『デイヴィッド・コパーフィールド』における記憶と家族
永富友海
11 始まりも終わりもない物語──ジョージ・マクドナルド『ファンタステス』における光と闇
鵜飼信光
12 死者と亡霊の間──シェリダン・レ・ファニュ “The Familiar” を読む
桃尾美佳
13 ジョージ・エリオットにおける現実と非現実──「これらは一つの比喩である」
海老根 宏
14 『リチャード・フェヴレルの試練』における仮面の衰亡
丹治竜郎
15 ハーディ小説にみる動物の痛み
吉田朱美
16 「虎の如き威厳」と「ジョン・クリーディ牧師」─コンラッド『闇の奥』と一九世紀末イギリスの言説
西村 隆
17 共同体、社会、大衆──コンラッドと「わたしたち」の時代
中井亜佐子
18 ジョージ・ムアの『一青年の告白』における時代の文脈
結城英雄
19 『ドリアン・グレイの画像』におけるニヒリズム
田尻芳樹
20 再生コナン・ドイルと不条理劇の系譜
山田美穂子
あとがき 高橋和久
事項索引
人名・作品名索引
JJBN: MIKAMI&YAGI-2015
Mikami, Hiroko and Naoko Yagi, eds. Irish Theatre and Its Soundscapes. Dublin: Glasnevin, 2015.
CONTENTS
Acknowledgements
Introduction
Hiroko Mikami and Naoko Yagi
Songs and Music
1. Party-Pieces in Tom Murphy’s Conversations on a Homecoming
Riana M. O’Dwyer
2. Brian Friel and Leoš Janáček: Persomances
Tetsuya Isobe
3. Sound in Texts/Productions: Frank McGuinness’s Mutabilitie and Speaking Like Magpies
Naoko yagi
Samuel Beckett
4. Krapp’s Last Tape: Recorded Voice as a ‘Glint of the Eye’
Youngsuk Kyong
A Confined Space
5. Gramophone in The House: Tom Murphy’s Metaphor Behind Its Soundlessness
Hiroko Mikami
6. Women’s Voices and Soundscape in Paula Meehan’s Cell
Kumiko Yamada
7. A Rebel Song and a Rebel’s Requiem: Patricia Burke Brogan’s Eclipsed and Glass at Samhain
Mika Funahashi
Contributors
Index
About the Book
Irish Theatre and Its Soundscapes comprises seven essays on the theme of theatre and sound, with each contributor building her or his arguments around either a piece or a couple of pieces of dramatic work by Irish authors. The editors, Hiroko Mikami and Naoko Yagi, have chosen to make the word 'soundscape' plural for the title of the book so that each of the seven essays would be read in its own mix of language, music, and sound effects. All the 'soundscapes' in the book nevertheless relate to one another in the sense that, and to borrow Emily Thompson's expression, they ' have] more to do with civilization than with nature.' This collection of 'soundscapes' should in due course evolve into a dynamic and interdisciplinary platform for our asking where Irish theatre is, where it has been, and in what direction it seems to be moving.
Six of the seven essays are arranged according to the categories 'Songs and Music'and 'A Confined Space, ' while an essay on Samuel Beckett 's Krapp's Last Tape divides one category from the other. In 'Songs and Music' are essays on Tom Murphy's Conversations on a Homecoming, Brian Friel's Performances, and Frank McGuinness's Mutabilitie and Speaking Like Magpies. 'A Confined Space' features essays on Murphy's The House, Paula Meehan's Cell, and Patricia Burke Brogan's Eclipsed and Stained Glass at Samhain.
Hiroko Mikami is Professor of Irish Studies in the School of International Liberal Studies at Waseda University. Naoko Yagi is Professor of English in the School of Political Science and Economics at Waseda University.
JJBN: YUKI-NATSUME-2016
結城英雄・夏目康子編『アイリッシュ・アメリカンの文化を読む』夏目博明+河原真也+西垣内磨留美+妻鹿裕子+伊達雅彦+吉川信+戸田勉(著)水声社、2016年
目次
序論 アイリッシュ・アメリカンをめぐって
第一章 アイルランド人とディアスポラ
移民するアイルランド人はどのように描かれたか—―アイリッシュ・ジョークとイラストに見るアイルランド人 夏目博明
アイルランド人作家が再生産する「ことば」―—移民/アイルランド語/アメリカ英語)河原真也
第二章 アメリカへのアイルランド人女性の同化
海を渡ったアイリッシュ・コリーン 西垣内磨留美
自立するアイルランド女性たち 妻鹿裕子
第三章 アメリカ文化におけるアイルランド人表象
アイリッシュ・アメリカンの歌におけるバラの表象 夏目康子
アメリカ映画に見るアイルランド系アメリカ人の表象—―警察官・刑事と消防士の世界 伊達雅彦
『風と共に去りぬ』をめぐるアイルランド人表象)結城英雄
第四章 彷徨と帰郷—アイルランド人作家のアメリカ
講演するアイルランド人—―オスカー・ワイルドとアイリッシュ・アメリカンの聴衆 吉川信
帰郷するアイルランド人 戸田勉
あとがき 夏目康子
本書概要
17世紀からはじまったアイルランドからの移民が「想像の共同体」アメリカでどのような役割を果たしたのか。その歴史をケネディ家の光と闇、アン・サリヴァンの生涯、オスカー・ワイルドの講演、そして『風と共に去りぬ』、『ハックルベリー・フィンの冒険』、『ブルックリン』。『ダイ・ハード』など文学・映画作品をとりあげ多彩な視点から考察する。(本書帯より)
JJBN: CONGHAILE-2019
Conghaile, Pól. Secret Dublin: An Unusual Guide. Jonglez Publishing, 2019.
CONTENTS
Phoenix Park & Quays
Centre North
Centre South
Wood Quay to War Memorial
Outside the Centre—North
Outside the Centre—South
ABOUT THE BOOK
Discover the inner sanctum of Freemason’s Hall, see Napoleon’s toothbrush, marvel at a hoax plaque hidden in plain sight on O’Connell Bridge, try George IV’s footprints for size, venture into a Georgian time capsule on Henrietta Street, cross the bridge beneath which William Rowan Hamilton had his ‘Eureka’ moment, explore a ‘museum’ flat preserved exactly as it was almost 100 years ago, tune into the world of vintage radio in a Martello Tower, spot Dublin’s subterranean river, or post your thoughts in a mystery letterbox …
Dublin offers endless opportunities for getting off the tourist grid – for peering into the city’s fascinating past and present. All you need to know is where to look and who to ask for.
Secret Dublin – An unusual guide is an indispensable resource for those who thought they knew everything about the city, or who want to discover its hidden treasures.
Skip the crowds and clichés, and really get beneath the city’s skin …